VTuberの「定義」とは? 大論争ぼっぱつ!
「VTuber」=「バーチャルYouTuber」のブームはますます加熱し、どんどんVtuberが増えていますね!バーチャルYouTuberの人数は、400人を突破しました。https://t.co/PDVK3VXiqh— 伊藤将雄(イトマサ) (@itomasa) February 19, 2018
※そもそもVTuberブームって何? な方はこの記事あたりをご覧くださいw
ついに「バーチャルYouTuber」の一大ムーブメントが来ましたね! その凄さと魅力を解説する記事を書いて見ました!— V美少女ねむ⚡NHK ねほりんぱほりん「バ美肉」出演! (@nemchan_nel) December 25, 2017
「バーチャルYouTuber」戦国時代到来! 「四天王」や「ランキング」も登場! 一大ジャンル誕生か?|バーチャル美少女ねむの人類美少女計画 https://t.co/NxERVjcw1Y
これに伴い、VTuberとは何か? どこからどこまでがVTuberなのか? という議論が一部で加熱しているもようっ!
バーチャルYoutuberの定義が広すぎるのどうにかしろ— Miyurisata (@Miyurisata) February 28, 2018
Vtuberの定義として、3Dキャラクター×モーションキャプチャーが必須なのか論争が、10式は何世代戦車なのか論争に似てて面白さ— カフェおぢ (@Wolfrandre) February 13, 2018
企業系主流の時期には3DでないとVtuberと認知されない風潮だったけど、一般人大勢の現状では表情不動の紙切れ以外はOKな風潮アトモスフィア
もちろん、そんなものは個々人が勝手に決めればいいと思いますw が、 いちおうブーム前からやっている初代「個人系バーチャルYouTuber」兼、古参の「バーチャルYouTuberウォッチャー」として、黙っていられません! ぜひ私の意見を語らせてください~(≧∇≦)/
まず、いきなり「VTuber」とは? というのを個人のイメージで語っても意味がないので、そもそも無印の「YouTuber」とは何か? をハッキリさせたいと思います。私は、動画のスタイルが「VTuber」という形に行き着いたのは歴史の必然だと考えています!
第一世代: (YouTuberではない)「YouTubeに動画を上げている人たち」とは?
- 動画製作者自身の個性はあまり出さず、動画コンテンツをYouTubeにアップして勝負している人たち。
- 基本的にあまり製作者の顔はでない。製作者ではなく、あくまで「コンテンツ」が主役。
- 特定のテーマに沿った動画を出していくチャンネルが多い傾向(ニュース系チャンネルなど)
いぜんはあまりYouTubeで顔出ししする文化はなく、このスタイルが主流でした。動画コンテンツが単体としてヒットしても、あまり製作者の人気に直結しない傾向があります。現に、2017年のチャンネル登録者数ランキング上位には、このスタイルのチャンネルはほとんど入っていません。
そんななか、2017年の流行語にもノミネートした「YouTuber」と呼ばれる人たちの登場により、動画コンテンツの作り方のスタイルが大きく変わりました。今では国内だけでも数百億円を超える市場規模になっています!YouTuberになって6年目、— HIKAKIN😎ヒカキン (@hikakin) 2017年12月20日
今シーズンも頑張れたかな😎
からのフィッシャーズ、すしらーめんりく君、
頑張ったなぁ😂👍
2017年に最も活躍したYouTuberランキングトップ10を発表、1位はFischer's-フィッシャーズ-kamui tracker調べ https://t.co/nCFD7BXQ5V @PRTIMES_JPさんから
2017年の国内YouTuber市場規模は219億円で、前年比約2.2倍。タイアップが8割程度かと思ったらYouTube広告もかなりのボリュームhttps://t.co/QtiCFkvw0w pic.twitter.com/MvjuBVMbyr— Ken Nishimura / 西村賢 (@knsmr) 2018年2月2日
第二世代 : 「YouTuber」とは?
- YouTubeに自分自身が出演する「顔出し動画」をアップし、色々なことに挑戦する人たち
- YouTuberの「er」とは、YouTubeをする「人」のこと。つまり「コンテンツ」よりも登場する製作者個人の「キャラクター」が主役。
- テーマはあまりはっきりせず、製作者がいろんなことに挑戦していく。
- 人気になると「アイドル」のように、製作者個人にファンがついていく。
- ただし、顔や部屋を露出したくない人には敷居が高かった。
第二位のヒカキンさんの「HikakinTV」は個人で活動している代表的なタイプです。
第三世代 : 「VTuber」=「バーチャルYouTuber」とは?
- YouTubeに「バーチャルキャラクター」として出演する「バーチャル顔出し動画」をアップし、色々なことに挑戦する人たち。
- 普通のYouTuberと同じく「コンテンツ」よりも「キャラクター」が主役
- ただし、普通のYouTuberと違い、そのキャラクターは現実に存在する人物ではない。グループや個人が作り上げた虚構のキャラクター、あるいは製作者の別人格をキャラクターに投影したものである。
- キャラクターをリアルタイムで動かすバーチャル技術の発展により、顔や部屋を露出したくない人でも、誰でも気軽にYouTuberになれるようになった。
- 現実の世界ではできないような様々なことがバーチャル技術により表現できるようになった。
私もVTuberですよー!!!(≧∇≦)/【緊急速報】— Kizuna AI@Virtualの住人 (@aichan_nel) 2018年2月27日
なんと・・・
キズナアイ、初の・・・
冠番組がスタートしますーー!!🎉✨🎊✨🍣ლ(´ڡ`ლ)
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『キズナアイのBEATスクランブル』
2018年4月より
毎週金曜午前0時~0時30分(木曜深夜)
BS日テレにて放送開始!!
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バーチャルYouTuberがTV進出!?
どうぞよろしくお願いします! pic.twitter.com/52sFv5on9l
「VTuber」とは、「バーチャルアイドル」をプロデュースし現実世界で実際にヒットさせる、育成シミュレーションゲームに近い感覚かもしれません。いわば、リアル「アイドルマスター」と言えるかもしれませんねっ! ただし、ゲームと違い、キズナアイちゃんのように現実世界へのインパクトをもち、大きなビジネスになる可能性も秘めています!
やはり「バーチャルYouTuber」という「生きたキャラクター」を作り上げるのが、単品の映像コンテンツを作ることとの大きな違いだと改めて感じました(*´ω`*)— ねむ@バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2018年2月25日
アイドルをプロデュースする感覚に近いですが、技術の力で製作者自身がアイドル(バーチャル美少女)になるのが革命っ(≧∇≦)#VTuberhack https://t.co/bCJcqdL77J
なるほど、キャラクターをメインコンテンツとして動画を製作する、ということですか— のいど@バーチャル美少女 (@noyd_vb) 2018年2月28日
そう考えるとキャラクターが動画投稿者本人から仮想的な存在に変化したのがVtuber、としっくりきますね
リアルYouTuberも、実際に会うことは中々ないので、視聴者にとっては、結局、バーチャルな存在だよなと思った。— 福田一行(友人F) (@ikko) 2018年2月28日
実際に合わない限り、それがリアルかという証明はできないかも。すごいリアルなCGの可能性はゼロではない。
テレビの芸能人も同じかな。
けっきょく見る側としては表現の違いでしかないので、区別して語ることにあまり意味がないような気がしますねヾ(´∇`)ノ— ねむ@バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2018年2月28日
大事なのはキャラクターに宿る魂だと思いますw
配信者側からするとリアルも、バーチャルも、それぞれ制限があるので、結構、表現は変わるかなと思うのですが、制限関係ない場合は基本的に一緒ですよね。— 福田一行(友人F) (@ikko) 2018年2月28日
なので、ある段階からYouTuberとVTuberの垣根はなくなるかもしれません。
配信者としては、多くの人でひとつのキャラクターを作りあげたり、現実ではできない表現をしたり、恩恵は大きいですよね!— ねむ@バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2018年2月28日
こういう↓のもあるので、見る側としてはリアルとバーチャルは究極的には表現の違いとして溶けていくのかな、と思った次第でしたhttps://t.co/qGP238dsmq
発表されたばかりの『Deepfake』技術、機械学習によって素人では見分けられない精巧な偽映像が作れるため大問題になっている。— tetsu (@metatetsu) 2018年2月20日
すでにハリウッド女優の顔を無断使用した「フェイクポルノ」まで出回っている。
(トランプ大統領の顔を使った例)
Trump | Deepfakes Replacement https://t.co/XatlgOxqiM pic.twitter.com/8lM6gLhqEv
このブームはどんどん加熱し、2018年はVTuberの年になると私は考えています! 2018年のランキングでは上位がVTuberで埋め尽くされるような事態もありえるかも?
まだまだVTuberの世界、これから何がおこるか目が離せませんね!!
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※この記事では、Twitterの規約を熟読の上みなさんのツイートを引用させて頂いていますが、万が一問題あれば教えてください。