「VTuberブーム」のもたらしたもの。次に目指すのは「経済コスプレ」の完成だ!
2017年年末に突如おこったVTuberブームから一年も経たず、VTuberは5000人を突破し、リアルな人格から離れてバーチャルキャラクター(最近は「V存在」「Vの者」とも)として様々な活動する人も急増。それは、単に新たな表現手段の革命にとどまりません。
いまネットでは、かつて私が提唱した、バーチャルキャラのまま経済活動(ビジネス)し社会活動を行う「経済コスプレ」の実現に向けた議論が始まっています!
人類社会の新たなフェイズへの移行が静かに始まりつつあるのかもしれません…
※この記事はこのあたりの続きです。
- 誰もが美少女として働く時代、ブロックチェーンによる「バーチャル美少女経済圏」とは?
- バーチャル美少女とは「演じるもの」ではない。「開放するもの」だ!
- 20XX年、会社は「バーチャル美少女化」 する…! 美少女でリモート出社・採用面接に行く時代に!
- VTuber達よ! バーチャル名義の銀行口座を開設して「経済コスプレ」せよ!
「信頼のプロトコル」とは?
人類と他の動物との違いはなんでしょうか?そのひとつは、多くの人がつながって「コミュニティ」「会社」「社会」「国」と呼ばれる巨大なネットワークを構築してすさまじい力を発揮することです。
人と人とが協力するためには、お互いを信頼するためのプロトコル(共通言語)が必要です。これがあって初めて人間は、長い付き合いのある友人や家族以外の人を信頼してネットワークを作ることができるようになります。(インターネットで言うTCP/IPみたいなもの)
これまでの「信頼のプロトコル」は、「会社に所属していること」「クレジットカードの支払いをちゃんとしていること」など、リアルな人格と紐づいた、印鑑や書類を使ったアナログなものでした。
これまでのインターネットで匿名個人の意見が軽く見られていたのは、これが原因です。
バーチャルキャラクターの表現が多様になった現在、バーチャル人格のための「信頼のプロトコル」が求められています!
仮想通貨をはじめとするブロックチェーン技術は、「改ざんできない分散型データベース」を作ることができます。これを使えば、国や企業に頼らず、個人やバーチャル人格やAIですら利用できる「オンラインの信頼のプロトコル」が作れるのではないかと言われています。
ブロックチェーン技術は通貨や投機の側面が目立ちがちですが、この本で衝撃だったのが、これまでのネットに欠けていた「信頼のプロトコル」であるということです。クレジット会社やネット企業に個人情報を引き渡さなくても、ネット上に改竄できない形で信用を蓄積できる。 https://t.co/Rm3aCbRvce— ねむ⚡バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2017年11月16日
いま、V人格の「信頼のプロトコル」が求められている!
法人格作るのが面倒なときは振替口座という手も(*´ω`*) これでも取引相手によっては身分証明求められることもありますが。。(✽︎´ཫ`✽︎)— ねむ⚡バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2018年11月2日
VTuber達よ! バーチャル名義の銀行口座を開設して「経済コスプレ」せよ!|バーチャル美少女ねむの人類美少女計画 - https://t.co/pcp0HZD28p
振込先の口座だけであればこれで十分なんですが、社会参画となれば何より「信用の保証」が必要になるんですよね。— Still (@still_vr) 2018年11月2日
「登記したての企業名義でビジネスをできるようにしろ!」みたいな話。
匿名個人をデジタルで信用保証するしくみが欲しいですね! フォロワー数の多いSNSアカウントとか、印鑑しか保証能力のない変な企業より信用力高いべきだと思いますし… ブロックチェーンによりオンラインの活動も消せない形で累積できるようになりつつあるので、遠くない将来実現するかも(*´ω`*)— ねむ⚡バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2018年11月2日
ブロックチェーンなどの技術によって個人の信用スコアリングが洗練されれば可能な気はします。中国とかその分野、結構進んでるみたいですよね。信用スコア下がってスマホ決済できなくなったらめちゃ不便になるとか— VTuberのりたま (@evtuber) 2018年11月2日
そう!こういう話がしたかったの!— Still (@still_vr) 2018年11月2日
Vギルドと重ねるとして、SNS等での活動によって信用や特色を分類する…ということなら実質シビュラシステムですね。犯罪係数やストレス傾向、適正を数値化する…作中ではそこそこ上手く回っていたみたいですが…
非中央集権の分散型システムが作れるのがブロックチェーンの強みなので、究極的には国や企業から個人が独立して信用を維持できるのが理想かなーと(*´ω`*)— ねむ⚡バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2018年11月2日
誰もが美少女として働く時代、ブロックチェーンによる「バーチャル美少女経済圏」とは? https://t.co/qwuBfAaw5c
ですね。蓄積された信用の管理にはブロックチェーンの技術は有用だと思います。その個人的な信用を積み重ねていく段階が大変なのかなと思います。— VTuberのりたま (@evtuber) 2018年11月2日
知らない相手を信用して取引するには、実績の蓄積か、それがなかったら担保が不可欠ですからね~(>_<)— ねむ⚡バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2018年11月2日
そこはバーチャルになったとしても不変の真理な気がします!
1.ギルドが信用を担保すれば、個人は匿名でも問題無い— Still (@still_vr) 2018年11月2日
2.信用を持つギルドを言い換えると会社である
1が成り立っているので、ブレイクスルーを起こすには2を新しく解釈する必要がありますね。
「Vギルドが会社ではない」とき、どのように信用を担保するか?
(各種法については後に触れることとする)
ギルドが信用を担保した仕事で個人の信用を蓄積していけば最終的にはギルドを離れて個人単位の信用で仕事を受注することも可能になるのではないでしょうか。— VTuberのりたま (@evtuber) 2018年11月2日
要は「ちゃんと約束を守りました!」という履歴の蓄積が参照できるデータベースがあればいいと思います~— ねむ⚡バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2018年11月2日
これまではそれが印鑑と書類でてきた「会社」という枠組みでしか実現できなかったのが、ギルド(半企業)とかSNS(中央集権DB)とかブロックチェーン(分散型DB)とか色んな可能性がでてきたのかなって
ですね。選択肢が増えつつあるのは間違いないと思います!— VTuberのりたま (@evtuber) 2018年11月2日
※ビットコイン発明者『ナカモトサトシ』氏の謎を追え!ナカモトサトシが目指したものは、新しい通貨の創造なんかではなく、実は究極的にはこれだったんじゃないのかなって思ってます(*´ω`*)— ねむ⚡バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2018年11月2日
真に個人が主役の世界。個人が企業やシステムと対等になる世界。
一は全、全は一
V存在のまま経済活動する - たったそれ「だけ」がすべてを変えるインパクト!
信用が必要なのは出来立ての中小企業でも同じ事なのでVだけの問題ではないような。— VTuberのりたま (@evtuber) 2018年11月2日
何が違うのかをV人格を前提に考えると、「住所や口座などの足のつく情報を要さないサービス」になるのでは?— Still (@still_vr) 2018年11月2日
それだけなんですかね?— VTuberのりたま (@evtuber) 2018年11月2日
もっと何かあるように期待してしまうのですけれど、いかんせん想像力に乏しい私にはわからないんですよね💦
それだけ— のうめん🏗️👺デザイン産業バーチャルYoutuber (@nomen_machine) 2018年11月2日
初音ミクだって録音した声の音程を調整できるだけ
ツイッターだってたった140文字のブログが書けるだけ
新しい感覚を産む「それ」ってめちゃくちゃデカいし、「だけ」なほどシンプルだと凄まじいんだわ https://t.co/DEvqLKPCUC
バーチャルな存在のまま信用されることができるようになる「だけ」!— ねむ⚡バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2018年11月2日
たったそれ「だけ」で、個人が企業の後ろ盾なく自由にビジネスができるようになったり、見た目・年齢・地位に惑わされずにコミュニケーションとれるようになったり、世界をひっくり返すようなインパクトになるヾ(*´∀`*)ノ
ブロックチェーンとかあと法的な面とか個人の努力だけじゃどうにもならないことばかりですんなりとはいかないでしょうけども…— のうめん🏗️👺デザイン産業バーチャルYoutuber (@nomen_machine) 2018年11月2日
初めてねむさんをよくばりセットで見たときの「ヤベー奴」感が1年も経たずに理解できる側になるとは、びっくりすることばかりだね
こ ち ら 側 へ よ う こ そ (*´ω`*)— ねむ⚡バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2018年11月2日
要はバーチャル側が本来の自分であって、リアルはペルソナで生きてる人もいるわけだ— のうめん🏗️👺デザイン産業バーチャルYoutuber (@nomen_machine) 2018年11月2日
のじゃおじはリアルで生きるために活動を縮小したけど、バーチャルで仕事が出来るのならリアルで生きるためでもペルソナは必要なくなる
人によっては生き方が変わるんやな
「バ美肉の危険性」からも解放される?
今手元に「本当は怖い美少女受肉」という資料のモック(プレゼンの元になるやつ)があるのだけれども、やはりこの資料はいつかどこかで発表しないといけないな、という気持ちになった。認知心理学的な見知から言うと、このままでは自身が「壊れる」人がいつか絶対に出てくる。— なもなき (@Nam0naki_) 2018年10月1日
美少女化の負荷に耐えきれずに…!(>_<)— ねむ⚡バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2018年10月1日
特に現実の自分の否定から美少女になっている人はヤバいですね……。自己肯定感の低い現実のおじさん vs 自己肯定感の高いバーチャル美少女だといとも簡単にバーチャル美少女の人格に現実のおじさんの人格が食われてしまいます。— なもなき (@Nam0naki_) 2018年10月1日
なるほど。過渡期におけるギャップによる負荷に人類が耐えられるかどうか検証必要ですね!— ねむ⚡バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2018年10月2日
例えばこの世界の出来事は、実体であるバーチャル美少女が見ている夢、つまりイデアの影のようなものと捉えることはできるかも(*´ω`*)
ちなみに私は「美少女」は性別を超えた妖精的な存在だと思ってますw
以前、「バ美肉おじさんになっても現実とのギャップに苦しむだけ」と発言していたのですが、これに対して対抗策があるとするならば、「美少女のまま経済活動を送ることのできる社会を作ること」だと思います。生きている間にそのような社会が本当にできるのかは不明ですが微力ながら協力できればなと。— なもなき (@Nam0naki_) 2018年11月4日
「法人」と「バーチャル存在」との違いとは?
Vの者と法人の違いが分からなくなってきましたね。— リプメイド@バーチャルツイッタラー (@repmaid) 2018年11月3日
法人になく、Vの者だけが得られる信用とは・・・。
Vの者は人格を持ち、つまり自然人により近く人間味の溢れる存在。その点でVの者しか得られない信用もあるのかもしれませんね。
V名義で法人格取得したらすべて丸く収まる気がしてきた…!— のうめん🏗️👺デザイン産業バーチャルYoutuber (@nomen_machine) 2018年11月3日
法人=「法律の力でバーチャルな人格を作ろう!」ってコンセプトだから、本質的には似てるヾ(*´∀`*)ノ— ねむ⚡バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2018年11月3日
でも実際は法人作ると登記簿で所在地や代表者名晒さないといけないし、私の考える「V存在としての気軽な信用獲得手段」とはちょっと違うかな(*´ω`*)
経費落とせるのはいいけどね~
問題は「誰に晒すか」の範囲だと思う— のうめん🏗️👺デザイン産業バーチャルYoutuber (@nomen_machine) 2018年11月3日
仕事するにあたって、クライアントか、雇い主か、仲間か、銀行か…ってなるんかなーと
個人的には「誰にも晒さない」のが理想と思ってます~(*´ω`*)— ねむ⚡バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2018年11月3日
ハンコや書類で物理個人に無理やり紐付けるしか信用創造の手段がなかったのは古い時代の制約で、デジタル活動がそれに縛られるのは残念かなーと(>_<)
Vギルドもブロックチェーンもまだまだこれからなので、わかんないけどヾ(*´∀`*)ノ
「Vギルド構想」実現のためのグループ「vnos(ブイノス)」登場!
「Vの者がVのまま社会参画できる未来」を目指す『Vギルド構想』を検討・実践検証するグループ『vnos(ブイノス)』も登場しました!これは、バーチャルキャラとして活動する人が多数集まって「ギルド」を構成することによって、新しい「信頼のプロトコル」を作る考え方です。必要に応じて個人はバーチャル人格のままギルド自体は法人化するなどのアイデアもあり、今後いろいろな概念検証を行っていく予定です。
私もこっそりバーチャルアドバイザー・フィクサー(?)として参加させて頂いています~(*'▽')
vnos公式ページを公開しました!— a2see@Vの者 (@a2see) 2018年11月3日
まずはvnosとVギルド構想についての説明。それからよくいただく質問をFAQとしてまとめました。
それ以外の情報については、今後鋭意更新してゆきます!https://t.co/RxQtm9i6xD
— ねむ⚡バーチャル美少女YouTuber (@nemchan_nel) 2018年10月25日
ということで、そのような社会を作ることを目指して「今何が必要なのか」を考えていくギルド、vnos(https://t.co/KKyEGx3Nbs)にお誘いいただき参加することに致しました。現在はあくまで本業が優先ですが、微力ながらサポートさせて頂きます。活動内容も順次公開されるようなので、ご期待下さい。— なもなき (@Nam0naki_) 2018年11月4日
ただ、一朝一夕でできるようなことではないと思います。バーチャルな存在にはとにかく「実績」と「社会的信用」がありません。大学も資格もキャリアも、基本的には実名に積まれていきます。それを超えて「Vな存在」がお仕事を得られるようにするためにはどうすればいいか、考えていきたいと思います。— なもなき (@Nam0naki_) 2018年11月4日
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※この記事はこのあたりの続きです。
- 誰もが美少女として働く時代、ブロックチェーンによる「バーチャル美少女経済圏」とは?
- バーチャル美少女とは「演じるもの」ではない。「開放するもの」だ!
- 20XX年、会社は「バーチャル美少女化」 する…! 美少女でリモート出社・採用面接に行く時代に!
- VTuber達よ! バーチャル名義の銀行口座を開設して「経済コスプレ」せよ!